こころの避難所

 

 

このたびの大震災に被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。

 

皆様の安全と一日も早い復興を、心よりお祈り申し上げます。

 

 

我が家では、長女が昨年秋頃から3つの病を梯子する事態になったが、

 

幸い手術も、そして入院術後も順調に快復しほっとした。

 

そのリハビリと言うことではないのだが、天気の良い日曜日、

 

娘の提案でパンマルシェというイベントに出かけた。

 

会場は、名古屋市内から東へ車で1時間ほど、名古屋インターから20分ほどの

 

11年前、万博の会場にもなった愛・地球博記念公園(旧愛知青少年公園)だ。 

 

 

 

 

正面ゲート駐車場からの混雑で渋滞だろうか。開園に三十分遅れただけなのだが、

 

常連さんの流れに任せて西駐車場へ回避。すんなり入れたがここもほぼ満車。

 

しかし、パンマルシェイベント会場まで上り坂を歩かねばだ。

 

緑に映える、オレンジの花の絨毯が目に飛び込んできた。

 

チューリップ(おそらくそのたぐい)もこれで満開か…。

 

 

 

 

会場へ着くと、既に大勢がそれぞれのパンを求めて並んでいた。

 

多角形のガラスのドームの下にもブースがあり、そちらも10〜20分位

 

並ぶ列が連なっている。思わず被災地の列が頭に浮かんできた。

 

比べてはだめだが、そう思うと申し訳ないような気持ちになる。

 

 

 

 

 

やっと先頭になっても、パンを選んでいる時間はない。

 

大きな商品看板でもあれば良いんだが、売る側もネットなどで

 

調べていますねって感覚で、陳列とレジで精一杯のようだ。

 

なんとか三十分ほどで朝食用のパンと珈琲をゲット。

 

セグウェイの体験コーナーを横目に、ベンチを探して公園の方へ。

 

 

 

 

しまった!こんな所にエレベーターがあるとは…。

 

考えてみたら万博以来、来たことがない。パビリオンがないと

 

結構広いことがわかる。広大な人工芝の広場に思い出した。

 

 

 

 

 

中央のステージで、娘が高校吹奏楽の万博イベントに参加したことを…。

 

開演前に広場の先頭に陣取り、山下洋輔氏らのジャズバンドとの共演を撮った。

 

ボール遊びをしたり、紙ヒコーキを飛ばしたり、凧を揚げたり

 

親子の楽しそうな姿を見ていると、また震災のことを考える。

 

このスペースが、避難所にならなければいいのだが…。

 

 

 

 

園内を、目的もなく万博当時を思い出しながら歩き続ける。

 

子どもたちが裸足になり、噴水で遊んでいた。

 

噴水デザイナーは、このようなことを想定していたのだろか?

 

鑑賞するための噴水には思えないので想定内か。

 

そういえばスカイツリーの下にも同じ噴水があった。

 

子供も大人もびしょ濡れで遊んでいた。楽しそうな姿を鑑賞。

 

1時間ほど公園内を散歩して、駐車場へ戻った。

 

お昼になったばかりで帰る人は少なく、パン目当てだけの人は

 

少ないようだ。帰りもすんなり出られたが、入ってくる車は

 

大渋滞をしていた。行楽地へは朝早くが鉄則ということを再確認。

 

歩き疲れたが、気分はすっきりリフレッシュできた。

 

 

前ページ    次ページ