スマホで撮った写真

 

 

携帯電話にカメラが付いた頃は、これは便利だと思いましたが、

 

その後スマートフォンになりカメラの性能がアップし、

 

動画まで簡単に撮れるようになりました。娘が小さい頃であったなら、

 

ビデオカメラも必要ないし、どんなときでも気軽に撮れるので重宝したでしょう。

 

しかし娘も大きくなり、出かけることも少なくなり、

 

カメラ機能は宝の持ち腐り状態。スマホの写真データを整理したついでに、

 

ジャンル分けして、ちょっと分析してみました。

 

 

 

近くの公園の桜が満開になり、夕方帰り道にパチリ。

 

実際はもっと暗かった記憶がありますが、建物には夕日が当たり

 

まあまあの雰囲気です。

 

 

 

ただの風景写真…

 

一番多かったのは、衝動的に撮った風景写真。

 

その都度理由はあったのですが、後から見てみると

 

特に残す必要もない写真ばかりです。

 

ただ、親しい人にメールする時などに、添付したりして、

 

文章だけの味気なさを補っているんでは。

 

と、勝手に思っているだけですが…。

 

 

ゴ〜と音がしたので、頭上を見たら飛行機が着陸態勢。

 

電話が終わったのでカメラを向けたら、電線にひっかかっていました。

 

 

どうでもよい典型的な写真。交差点で信号待ちの車中から、

 

近寄ってくる雨雲を撮りました。撮影地はピーカンなのに、

 

近くに迫ってくる黒々とした雲の威圧感を…のつもりでした。

 

 

最近のお洒落なデザイン建築の結婚式場。ちょっと似つかわしくない、

 

文金高島田の古風で情緒ある花嫁姿をパチリ。

 

 

娘からのメールに添付が…

 

文章だけで充分伝わることでも、一枚写真が添付してあると、

 

場所の臨場感、表情からの楽しさが伝わって、嬉しいものです。

 

 

 

多少暗くても、フラッシュなしで難なく撮れてしまうのが

 

凄いなと思います。あとは構図とシャッターチャンスだけ。

 

 

記録用として…

 

どこかで食べたご馳走は、つい撮りたくなるのですが最近は控えています。

 

よほど珍しいとか理由があれば、思わず撮ってしまいますが、

 

記録としても特に後に価値は感じないこと多しです。

 

どこかへ行くときは、カメラを持って行くのでスマホでは撮りません。

 

しかし本チャンカメラより、スマホで撮られた写真の方が

 

良かったりして、ヘコムことも最近は特に感じます。

 

 

 

やもめ家族の小さなケーキの記録。もう暗かろうが

 

フラッシュが無かかろうが、強引に撮れてしまう…

 

 

卓球の公式戦、応援サポーターが2階からスマホでパチリ。

 

普段見られない、投げ上げサーブ中の自分の後ろ姿です。

 

暗いのでシャッタースピードは遅めですが、

 

ボールが投げ上げ頂点で止まる、絶妙のタイミングに脱帽。

 

 

アプリを使えば…

 

アートぽい雰囲気の写真も撮れるので、極めれば楽しそうです。

 

昔ならこれだけでプロ風の個展が開けるかもです。

 

しかし今では誰でも…

 

 

 

 

仕事では…

 

簡単にメールに添付できるので、説明資料用に整理すれば有益でしょう。

 

でもスマホで撮るのは、偶然以前の仕事に出くわした時ぐらいでしょうか。

 

 

 

プリント代はモニターで見れるのでいらないし、

 

何度でも取り直しが出来、フィルムもいらない。

 

スマホは気軽に撮れるのはいいのですが、

 

デジカメ時代になってから写真を撮る作業に

 

緊張感がなくなり、ありがたみや楽しみが

 

減ってしまったように感じます。

 

 

便利になるのが幸せイコールでないことを、

 

あらためて考えさせられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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