上を向いてある光景 2
子供の頃は、田舎に住んでいたからか、飛行機の数が少なかったからか
飛行機雲が珍しかった記憶がある。今は近くに空港もあるので、
見上げれば、簡単に見つけることができ、特に気に留めないのだが、
さすがに真上を横切るのは、希かもしれない。
考えてみたら、自宅の真上がコースになっているのだから当然か。
しかし、2機が同時には珍しい。競い合ってるはずは無いのだが、
機影が似ているので、そんなに高度が違っていない。ニアミスか…
街に住んでいても、見上げて空だけ切りとれば大自然だ。
雲の変化をのんびり見てる時間がほしいが、方角が変われば
雲の表情も変わるし、夕方は色も短い時間で変わってくる。
夏は、隠れていた街の自然が侵略を始める。ツタに被われ
センサーが狂ってしまったのか、昼間でも点灯していた街灯。
コンクリートの隙間の水を求めてか、来年は放っておけば
もっと侵略が進んでいるだろう。きれいに整備された花壇もいいが
雑草が茂っているのを見るのも、趣があるなぁ。整備の方には
申し訳ないが。
公園にある日時計のモニュメント。ステンレス製で尖っていて大きい。
子どもたちには遊具の方が嬉しいんだろうし、もう少しアートして
ほしい気もする。
同じく公園にある、謎の惑星一直線…。飛び石で遊ぶには離れすぎだし
微妙なズレはなにか意味があるのだろうか。
あーいつのまにか、上を向いて歩いてない。