卓球の映画ではなくて、卓球台が登場する映画です。

 

 

映画好きの私は、週に2〜3本…年間100本は観るのですが

 

ほとんどがDVDorBlu-Rayを借りて観賞しています。ときどきなんの予備知識もなく

 

ふらっと借りて観たりすると、掘り出し物があったり、

 

思わぬ発見があります。さらに卓球台が突然出てきたりすると

 

映画の内容に関係なく、なぜ?ここに台が…監督の意図は?と考え込んで

 

もう、それから映画の内容なんてどうでもよくなってしまい…

 

 

では、どうでもよくなった卓球台が登場する映画3本をご紹介します。

 

 

 

 

スタンリー・キューブリック監督の「ロリータ」

 

スタンリーキューブリックを

 

観まくってた時に遭遇した卓球シーン。

 

タイトルに惹かれた訳じゃありません。

 

どうやら昨晩パーティーが

 

あったようですが

 

卓球台はテーブルとして

 

使われたのでしょうか?

 

ゲームをしながら

 

一杯やっていたんでしょうね。

 

ピーターセラーズのフォームが

 

様になっています。

 

対する主人公はもう

 

ラケットより怖いモノを

 

持っているので、

 

卓球どころじゃないんですが、

 

このシーンにユーモアを感じるのは

 

卓球の癒し効果でしょうか…

 

 

 

 

 

 

ウディ・アレン監督の「マッチポイント」

 

下のポスターを見たとき、

 

マッチポイントというタイトルなので

 

卓球の映画と思ったら、主人公は

 

プロのテニスプレーヤーでした。

 

マッチポイントとは、右のポスターの

 

「O」がヒントなんですが、人生の

 

マッチポイントということなんでしょうか?

 

それにしても卓球シーンでの

 

主人公のスイングは、ほんの一振りですが

 

プロテニスプレーヤーとは思えないほどの

 

ひどさ。俳優なんでテニスも演技で

 

覚えたんでしょうが、卓球の方も

 

監督をふくめて勉強して欲しかったです。

 

ポスターはフォアハンドドライブの

 

角度を教えているようですが、違います…

 

左手の方が目的のようです。

 

それにしても、このシーンをポスターの

 

メインビジュアルにした意図は?…罠?

 

 

 

 

 

 

 

シュテファン・ルツォヴィツキー監督の「ヒトラーの贋札」

 

 

第二次世界大戦下の、ドイツ軍収容所の中庭に

 

置かれた卓球台。主人公の表情(下の写真)が

 

物語っているんですが、卓球台はなにかの

 

出来事で置かれたようです。

 

おそらくたぶん主人公は

 

「これかよ」と思っていると…

 

ラケットにラバーが貼っていなかったり、

 

すべて木製の卓球台に時代を感じます。

 

特に重要なシーンではないんですが、

 

バックにカコーンカコーンと響く音が

 

監督が卓球を写した意図かも知れません。

 

緊張感がこのシーンでちょっと和らぎます。

 

主人公は自らが持つ技術で(卓球ではありません)

 

収容所でも生き抜くんですが、

 

卓球の腕前も披露して欲しかったかなぁ…

 

器用なんで、きっと強そうです。

 

この手はペンホルダーグリップかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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