トンネルを抜けると雪国…じゃなくて美しい紅葉が広がっている…はずだったんですが
トンネルの額縁に切りとられた…50%ぐらいの紅葉かなぁ
旧国鉄中央(西)線の廃線跡の、トンネル群を歩いてきました。春と秋にそれぞれ一週間ほど、
一般の人も散策することができます。子供の頃スタンド バイ ミーじゃありませんが
めったに列車がこない引き込み線の、線路上を歩いた記憶があります。
ここはもちろん線路はないのですがトンネル内はバラスト(砕石や砂利)が残っており、
線路が敷かれていた面影はあります。出口付近は、トンネルがまるく切り取る風景を
撮影する人で、渋滞していました。
小さな自然はまるで工芸品のよう
というか、工芸家の方がモチーフにしているので逆ですね。
朽ち果てていくホオズキの皮の編み目や、サルノコシカケの文様は、
充分に創作意欲を沸き起こす美しさです。
帰り道は、そんな行きとは違うところに目を輝かせ歩いていました。