トンネルを抜けると雪国…じゃなくて美しい紅葉が広がっている…はずだったんですが

 

 

 

 

トンネルの額縁に切りとられた…50%ぐらいの紅葉かなぁ

 

 

 

旧国鉄中央(西)線の廃線跡の、トンネル群を歩いてきました。春と秋にそれぞれ一週間ほど、

 

一般の人も散策することができます。子供の頃スタンド バイ ミーじゃありませんが

 

めったに列車がこない引き込み線の、線路上を歩いた記憶があります。

 

ここはもちろん線路はないのですがトンネル内はバラスト(砕石や砂利)が残っており、

 

線路が敷かれていた面影はあります。出口付近は、トンネルがまるく切り取る風景を

 

撮影する人で、渋滞していました。

 


小さな自然はまるで工芸品のよう

 

というか、工芸家の方がモチーフにしているので逆ですね。

 

朽ち果てていくホオズキの皮の編み目や、サルノコシカケの文様は、

 

充分に創作意欲を沸き起こす美しさです。

 

帰り道は、そんな行きとは違うところに目を輝かせ歩いていました。

 


アロマキャンドルではありません…300m超のトンネル内を照らす小さなロウソク

 

6号隠山第二トンネは長さ333m…東京タワーと同じ長さ(タワーは高さですが)なので

 

中央付近は真っ暗です。闇を照らすかすかな明かり、LEDかと思いきや

 

アロマキャンドルのようなロウソクの明かりでした。もう少し間隔が近く

 

沢山欲しいところですが、闇の中をロウソクの明かりだけで歩くのも貴重な体験。

 

懐中電灯の明かりが邪魔なような気がして、ロウソクの光に温かみを感じました。

 

 

 

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