Blade Runner 2049…その1

その1は、ネタバレないです。個人的な話で映画の感想ではありません。

 

映画、BLADE RUNNER との出会いは、このシドミード氏の

エアカー(まだスピナーと呼ばれていなかったと思う)のスケッチ。

日本版スターログ誌に小さく載っていたのだが、

エイリアンでガツンとやられた私は、もうこの一枚で、スコット監督の次が

ワクワクだった。しかも、原作が学生の頃読んだフィリップ・K・ディックのSF小説

その頃、他に読んだSFが、砂の惑星、エネミーマイン(第五惑星)と、

続々映画化されたのは、スターウォーズ大ヒットのお陰。そして続編もSW復活に感謝だ。

 

 

 

前作ブレランは、燃えよドラゴンが付け合わせで上映されるほど

ヒットしなかったが、その後カルト映画としてジワジワ人気が上がり、

東京で二度、シド・ミード氏の展覧会に足を運んだ。

まるでAKBのように、握手とサインを

今回も予想より興行が良くないらしいが、ブレラン展を心待ちにしている。

 

 

 

ファンは、ビデオ~レーザ~DVD~ブルーレイ~、今度は4K

画質が良くなり、新たな発見もあるが、ブレラン税は続く…。

 

 

 

アンドロイドは電気羊…の原作を読んだ頃は、深夜放送を聴くのが流行っていた。

GXワールドボーイというナショナル製(現パナソニック)のラジオに、

チェッカー模様のメタルテープを貼り、チューニングダイヤルに赤を塗った。

ジュージアーロがニコンのカメラに、レッドラインを入れたより先だ。

 

 

 

そしてブレードランナーが封切られた頃は、2代目ウォークマンで

音楽を聴いていた。レコードやFMラジオからエアチェック(死語)して

仕事中や運転中(危険なことしてた)に聴いていた。しかしダビングは

めんどくさいし、今のスマホの10倍は大きくかさばるので、

今のように、携帯して音楽を聴いている人は少なかった。

 

 

 

その頃、ボタンスイッチに未来を感じていたのかも。

黒電話のダイヤルがプッシュボタンになり、テレビにもプッシュ式の

リモコンが付いた。(これは未だにあまり変わっていない)

デザイナーもボタンを押しやすく、携帯やリモコンはデザインの表現

どころだったのか、個性あるデザインが続々登場した。

今は、タッチパネルの各社似たようなデザインになってしまった。

 

 

 

前作ブレランは、スマホ社会を予見できなかった。テレビモニターの公衆電話が

登場し、警察官もスピナー(未来のパトカー)へもどってTV電話だった

今作では、スマホをすっ飛ばしてホログラフィー通信。2049年に実現してるだろうか。

 

 

映画グレムリンで、主人公の発明親父が、一つでいろいろなことができる灰皿型

置物を売りつける。最後にプレゼントするあれだ。私のスマホ感はこれ。

30年くらい前に購入した、十徳ナイフ型の十徳文具は、ハサミからホチキスまで

十分使える優れモノだが、一番の役目は打ち合わせ時の話題作りだった。

スマホもこれに似て、使いこなせていない。ただ、カメラの性能が

上がったのはありがたい。このブログもほとんどスマホ撮影で十分綺麗。

しかし地図やら電話帳やらナビやら、使いこなせば100徳板といえるか。

 

 

 

2049は、初回IMAX3Dを奮発。その後ウルティラとIMAX2Dで3回鑑賞。

公開日夜、館内は親父多し、若者も単独男中心でカップル、夫婦はで女性が

ちらほら居るのみ。家族連れは居ない。

目を皿のようにして観たので、2時間46分は疲れがどっとでた。

ネタバレになるので内容は我慢するが、今度のスピナーは、ただ登場する

前作と違って、しっかり縦横無尽の活躍をする。

監督がフランス系カナダ人だからか、プジョーのエンブレムが。

IMAXおやくそく?のミニポスターは、今回はビニールの

取っ手付きの袋に入っていた。それでも鑑賞中は邪魔だ。

帰りに渡してくれると嬉しいのだが…。

スピナーが表紙でなければ買わなかった、パンフレットを

映画鑑賞後に何年かぶりに購入した。

 

 

 

あ〜やはり初回鑑賞の感想を留めたくて、次ページでネタバレを。

 

今作も販売が待ち遠しいブルーレイで、何度も観ることになるんだろうなぁ。

 

 

 

 

 

 

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