リドリー・スコット監督待望のSF大作「プロメテウス」は…
待ちに待ったリドリー・スコット監督のSF作品です。しかもエイリアン1の前日譚と
企画された、33年ぶりまさかの続編?!そして、登場人物のひとりに男鰥がいました。
本当はブレードランナーの続編だったら、もっとうれしいのですが、
そちらも企画が進んでいるようなので、久々に奮発してIMAX3Dで鑑賞。(¥2,200)
ストーリーはもう突っ込みどころ満載で、ネットでも支離滅裂とか謎が多すぎるとか、
酷評多しなんですが、そこはプロメテウス続編も決定したそうなので、
自分なりに謎解きを考える楽しみまで与えてくれているんだと、
ファンである私は都合良く考えています。…それより監督に期待するのは、
今度はどんな未来を見せてくれるのか、映像表現にワクワクして観てました。
期待通りの完成度、すばらしい鳥肌感動ものです。
苦悩の表情ではないと思いますが、74歳のスコット監督渋いです。
IMAXの大画面と大音響の(座席震えました)着陸シーンに大満足!
ヒロインのお父様は考古学者で男鰥
主人公が冷凍冬眠している時、お父さんとの回想シーンが映り、
小さな娘にお母さんが亡くなって、天国へ行ったなどと
話すエピソードがあります。父は考古学者の男鰥でした。
それからはもう、主人公を自分の娘のように応援してました。
そして、もう一組の父娘のドラマもあるのですが、
そんな視点で映画を観てみると、違和感のあった登場人物の行動も、
納得いく場面になったりします。
最後の決断も、育った環境を考えれば不自然ではないと。
主人公で考古学者のエリザベス·ショウ(ノオミ・ラパス)
彼女と恋人の発見した遺跡の仮説を、大企業がバックアップ。
人類の起源を求めてプロメテウス号で旅立ちます。他の映画では
脇役が多い俳優を、主役に抜擢するところがスコット監督らしい。
元祖エイリアンでも主役級の俳優は少なく、だれが生き残るか
最後まで分かりませんでした。
彼氏のチャーリー·ホロウェイ(ローガン・マーシャル=グリーン)
アクション系のイケメンですが、考古学者です。卓球台は出てきませんでしたが、
ビリーヤード台が船内に設置されています。玉はクリスタルのように輝くメタル製?
綺麗でしたが、ポケットビリヤード台なのですが玉に番号がありません。
着陸のシーンの振動表現に、効果的に使われてました。
右に見える手は、アンドロイドからのお酒のすすめなんですが、
この時の会話は結構重要な内容かも知れません。
なぜ人間は私を造ったのか…の問いに…ただ…造ることができたからと答えます。
答え次第ではお酒は飲まずに、2人でビリヤードを始めたかも知れません。
アンドロイドのバスケットゴールシーンのような、
正確無比のショットを見てみたかったなぁ。