秋の散策-2…おおだ山~新峰山~新嶽山

 

 

中山道峠越えから1ヶ月、おいしい蕎麦を食べに行こう計画が、

 

いつのまにか「よりおいしくいただこう遠足隊」になってしまいました。

 

店の近くにちょうど良いコースを隊長がネットで発見…おおだ山~新峰山~新嶽山の

 

3つの山を制覇するという、計画を聞いただけで心が折れそうなコース。

 

これはもう遠足隊とは呼べないのでは…なんて反論も

 

250m級の山3つ回って距離5kmと、なぁんだ峠越えより短いコースならと

 

安心してしまったのが、のちのち後悔する羽目に。

 

4日経った今この瞬間もまだ足痛しです。

 

なにはともあれ、なんとか走破できるだろうと朝8時に名古屋から岡崎へ向けて出発です。

 

天気も良く、お蕎麦をよりおいしくいただくための運動と思って…

 

軽い気持ちで歩き始めたのですが…

 


 

 

 

おおだ山の頂上には見晴台が

 

名古屋から1時間ほどで、ふもとの神社の駐車場に到着。

 

おおだ山の頂上へは、砂利が敷かれた道でらくらく頂上へ。

 

小屋と見晴台、石のテーブルは日時計が付いていました。

 

見晴台頂上からパチリ…250mなので登った感はありませんが、

 

爽やかな風に、小屋でひと眠りなんて考えていたのは私だけのよう。

 

すぐさま次の新峰山へ向け出発です。

 

目指すコースに岩肌が見えたので、ちょっといやな予感が…

 

 

 

 

 

風が強く吹く山なのでしょうか、木の枝が折れていたり

 

曲線がなんともいい味出しています。ミニチュアにしたら

 

盆栽のようですね。そんな余裕をかまし歩いていたら…

 

予感的中、だんだん道が険しくなり岩登りコースに遭遇。

 

 

 

こ…これはもう遠足ではなくて

 

高さはないのですが、30cm程の岩の足場に緊張感もピークです。

 

深い木々の道では、風で倒れたのでしょうか?大木が道を塞いでいます。

 

落ち葉に足をとられ2回尻餅をつき、登って下る峠道とは違って

 

アップダウンの激しい道のりに、もうアップアップ状態です。

 

 

スニーカーでなめてかかった私は足首をくじかないよう、

 

細心の注意をはらって登り下りです。

 

頂上で一服の後も険しい下りが続きます。

 

終点の神社の鳥居が、まるでゴールゲートのように

 

見えたときにはホッとしました。

 

卓球にたとえれば、社会人リーグなど自分が主導権の取れない

 

負け試合、5試合分ぐらいの疲れでしょうか…

 

汗を神社の手洗い場で拭き、駐車場までアスファルトの車道を

 

20分ぐらい歩き、お蕎麦をいただく頃はもう寝転がりたい気分でした。

 

 

 

 

 

体はぐったり…でも心スッキリ

 

今回は、少しながら山歩きの醍醐味を味わい、

 

緊張感ある岩登りで、余分なことを考える間もなく

 

精神的にも日々の雑念を忘れることが出来ました。

 

体ぐったりしましたが、心はスッキリ晴々気分になりました。

 

次回は借り物の木の杖(今回助かりました)ではなく

 

軽いストックと、登山靴を用意しなければと反省です。

 

良い経験をさせていただきました。

 

遠足隊のみなさん、ありがとうございました。

 

って、もうこれは遠足隊ではないんじゃ…ないかと

 

 

 

 

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