ハリボテとは呼べないモノ

 

小さい頃に観た、菊人形というのが今でも夢に出てくるほど

 

トラウマです。蝋人形の服を菊の花で覆っているというのが、

 

外れてないと思うのですが…これが子供の時は怖かった。

 

今の子供達は幸せです!菊人形とは違いますが、

 

2Dのアニメの世界を忠実に360度違和感なくそのまま再現し、

 

しかも半端じゃない完成度で、立体として観ることが可能となりました。

 

現代アートとしても、観賞に堪える仕上がりの職人技。

 

この分野でも日本の仕事は、世界のトップではないでしょうか。

 

この夏、気になった作品?をいくつかピックアップしてみました。

 

 

 

 

人気のアニメ、ワンピースに登場する

 

「海上レストラン・バラティエ」の内装が半端ないです。

 

カウンターの食材?からアニメの細々したモノまで、

 

しっかりとリアルに造り込んでありました。

 

そしてアニメの主人公は、キャラクターショップの

 

エントランスに堂々と鎮座しています。

 

 

 

 

 

 

次は、名古屋空港のターミナル跡をリニューアルした、

 

大型ショッピングセンター。

 

そのゲームエリアに、ウルトラマンキャラクター達が

 

原寸大?で上から見下ろしています。

 

さらに「ウルトラマン創世記展」の、着ぐみの歴代レプリカ…

 

着た時に出来るシワまでも細かく再現してあり、

 

放映当時の本物より、こちらのレプリカの方が

 

仕上がりが良いのは、当然と言えば当然ですね。

 

カネゴンが握手をと手を差し出したので、思わず…

 

 

 

 

 

そして原寸大ガンダム…再度訪れたのですが、やっぱハンパないです。

 

素材の持つ質感から、照明の当て方まで素晴らしい完成度です。

 

子供の時観たかった…今の何十倍も感動していたかも知れません。

 

いつの日にか、これに実際の動力が入って動き出す日が来るのでしょう。

 

それを実現するのは熱心に観察していた、現代の子供かも知れません。

 

菊人形も、怖がらず注意深く観察すればよかったかな。

 

そうすれば、菊人形のトラウマも消えていたでしょう。

 

 

 

 

そもそも大人になって、ハリボテの完成度に驚き始めたのは、

 

東京ディズニーランド開園の頃からでしょうか。

 

おそらく日本の職人さん達も、その完成度に驚いたと思います。

 

しかし日本がマジになったら凄いぞを、改めて実感しました。

 

そういえば、ジブリアニメの飛行機を1/1でつくって、

 

それにジェットエンジン付けて、飛ばしちゃうんですから

 

う~ん、ガンダムが歩くのも意外に早いかも知れません。

 

 

 

 

 

 

 

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