雑貨〜

 

 

学校の帰り道に、必ず寄る場所がありました。


今でも校門の近くにある文房具店です。ただ、そこは


奥にプラモデルや鉄道模型が置いてあり、小学生には気軽に


変えるようなモノではないけど、ワクワク楽しませてもらいました。

 

店主の趣味で置いてあったのかな?


模型屋もいりびたりです。買えもしないのに、

 

隅から隅まで覗いていました。

 

仕上がりのショーケースを観て、自分ならこう作るなぁとか、

 

想像してるだけで楽しかったのです。

 

おこずかいでは買えない鉄道模型、かっこいい車の絵が

 

デザインされたプラモデルのパッケージ、


今でも目に焼きついているのですが、歳をとった今、


そんなワクワク隅々まで、店内を見るところはないなぁ


っと考えてみたら、例外がありました、


雑貨店です…セレクトショップの、モノよりな店もいいですね。

 


 

 

雑貨店でも、デザイングッズ関連が仕事がらもあり気になります。

 

実用性のないモノ、デザイン重視(使いやすいモノもありますね)で、


美しく格好良いモノたちです。そんなモノに出会うと、

 

今ではスマホがありますから、写真に収めたくなります。


この紙の花瓶は、まるでモビールのように天井近くで揺らいでいました。


おもわずその繊細なかっこよさに何枚も撮影。

 

ナイス!ディスプレーです。

 

 

 

 

昔はデザイナーだった、横尾忠則氏が手がけた週刊漫画の表紙を

 

拡大して額装したモノ。困った企画モノ売るなぁ。


欲しいけど、どこに置くんねんでパシャリ。(お店にはことわってます)

 

 

 

 

フィギアブームも去って(ちょっとマイブームでした)、


まだ、丁寧にディスプレーされているモノたち。

 

手塚治虫氏の大作、火の鳥に出てくるロボットまであります。

 

平面の漫画をリアルに立体化した、最近のフィギアの完成度には参ります。

 

ブームが去ってくれて本当よかった。

 

まだその辺に、ゴロゴロしていますが…。

 

アート作品を、グッズにして売るのも、いつのまにかに

 

お約束になっています。このカボチャのクッションはいいですね。


作家は、企画していないと思うけど、

 

ミュージアムショップも、楽しませてくれます。

 

 



大英博物館のミュージアムショップ、売り上げナンバーワンは、


ツタンカーメン風のお風呂ダックだそうです。


子供へのお土産で売れてると思いますが、最近はカワイイという、


微妙なジャンルのモノたちも増えています。


何十年後には、カワイイモノもビンテージとして、


出まわっているのでしょうか?


 

 

単行本や漫画も格好よくデザイン装丁され、アートのようです。

 

それだけで購入意欲をそそります。

 

帯の広告文だけの本があったら、買っちゃうだろうなぁ。

 

 

 

 

車のアクセサリーショップもいくら居ても苦痛ではありません。

 

この店こそ、子供の頃の延長にある場所ですね。

 

必ずなにか安いモノを買ってしまいます。そのかわり

 

撮影許可を得て、こそこそと撮影を楽しみました。


とんがった最新デザインより、ビンテージな丸味がいいのは歳のせい。

 

これで中身が最新のハイブリットとかだったら、

 

売れるんじゃないかぁ…とか勝手なこと考えてます。

 

 

 

 

街を歩いていて、パシャリするモノは(こっから雑貨じゃなくなってます)

 

きっと無意識に欲しいモノなんですね。

 

どこかで、読んだことがあります。コレクションする人たちは、


王の気分を味あうため、本能的な行為で集めていると。男が多いのも納得。

 

沢山集めて自分の軍隊?国を持つ感覚でしょうか。

 

お気に入りのモノだけ!欲しい(コレクターはコンプリートを

 

目指しますが)私は、桃太郎タイプでしょうか。

 

そう少数先鋭部隊が欲しい。鬼退治には、ライオン・鷹・ゴリラかなぁ。

 

鬼ヶ島へ海渡らにゃだから、大型のサメか、クジラも仲間だったら万全です。

 

 

 

 

我が街をデザインするなら、どうするか…(桃太郎が王になってます…)

 

この風景は45年前に観た、大阪万博のようです。

 

あの頃は、未来にワクワクでしたが、キャッチフレーズの

 

「人類の進歩と調和」は、どうやらまだまだ実現は先のようです。

 

進歩するには調和しない方がの世界に、今は思えてなりません。

 

 

 

 

王は力を示すために、生前から墓を造ります。

 

私がでしたら、下のモニュメントのデザインがいいですね。

 

実際はフランスの方が、友好のためデザインされたようですが、

 

私にはお墓に見えてしまいました。

 

一本筋の通った人生の証としてを、コンセプトに残す墓。

 

私はブレブレで曲がるか、枝分かれしているな。

 

いかんいかん…モノを残して、記憶してもらうより、

 

行いで記憶してもらわないといけません。

 

 

 

 

映画ブレードランナーで、4年の寿命しかないアンドロイドは、

 

写真を残したがるという件がありました。

 

人間も、生きた証、何かを残したいという気持ちは一緒ですね。


あぁ、雑貨でしめ…できませんでした。

 

 

 

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