久しぶりのジブリ

 

 

最後にジブリ映画を観たのは。いつの頃だったか…

ポニョが最後か。子供が大きくなり観に行かなくなった。

ということは、それほど自身はファンではないのだ。

ピクサーには、CG表現に毎回驚かせられっぱなしだが

ジブリはストーリーよりだったのか、映画は映像よりの私は

しだいに興味を失っていった。ラピュタが一番だと思ってるが

千と千尋の日本での興行記録は、未だやぶられていない。

今聞けば、子供にとってはジブリは怖かったらしい。

今回建築展を見て、並ならぬこだわりは理解できた。

ファンにはたまらない展示にちがいない。

 

 

 

ジブリファンの大半は若い女性だろう。

 

親と共に映画館で楽しんだ世代が大人になり、

 

再度ビデオで見直して、コアなファンになったと思う。

 

 

 

当時、子供も大人も楽しめる、ディズニー映画の日本版代表では

 

あると思っていたが、今回の展示を見て、細部のこだわりに改めて驚いた

 

にわかファンだった私は、特に種明かしはいらないと思うが

 

コアなファンにはたまらない展示にちがいない。

 

 

 

ということで、最近はジブリの親分さんが引退したとかしないとか

 

そんなような曖昧な知識しかなく…ちょっとなめてました。

 

小雨降る中、なんとこの日は連休とはいえ最高270分待ち!

 

駐車場へだらだら列に並んだはいいが、駐車まで1時間。

 

もう皆帰る頃だとふんでいたのにまだ、入場まで2時間の列が…

 

それでも、コアなファンにはたまらない展示にちがいない。

 

 

 

豊田市美術館は何年かぶりなので、ジブリはあきらめ

 

庭園を散策し、懐かしむことに予定を変更。

 

モダンな館本体とのアンバランスな気もするが、

 

抹茶をいただける茶室もあり一服することにした。

 

 

本館の喧噪がウソのような静寂…しかも貸し切り状態だ。

撮影の許可を確認し、趣のある室内を写させていただいた。

栗の掛け軸に、お月見の和菓子。しっかり初秋を堪能。

 

 

次に、折角だからとミュージアムショップを覗いてみた。

猫のTシャツと、ビニールの花瓶が目に留まった。

シャツは夏も終わるし、花瓶はビニールの質感がぁ…で

なんとか購入を踏みとどまる。

 

 

municipal…調べたら地方自治体とでた。もっと格好いい

 

意味かと思ったが、豊田市美術館の市にあたる英訳か。

 

あぁ ニャンコの買ってよ目線が後ろ髪を引かれる。

 

 

 

ショップで時間をつぶしていたら、外の列が無くなっていた。

スタッフに聞くと、5時半で閉館なのだが

5時までにチケットを買えば、必ず入場が出来るという。

しかしこの段階で80分の列、閉館時間を過ぎてしまう…??

必ずと言うことだし、折角ココまで来たのだからで

チケットをギリで購入して並ぶ。…20分ぐらいで入場できた。

 

 

入場しても館内で迷路のような列になり、なかなか前へ進まない。

5時半の閉館時間も過ぎ、スタッフのお急ぎくださいコールにも

皆さん落ち着き払ってじっくり鑑賞。緻密な背景画がメインで

立体物は数えるほどだが、それはそれで、にわかファンの私と違って

コアなファンにはたまらない展示にちがいない。

 

 

いつものように、スタッフの誘導や食い違った情報、

美術館の景観を損ねる、立て看板などの乱立には

もの申したかったが、そこはこらえて冷静に分析すると

混雑の原因は…展示最後のグッズショップにも原因があるぞと。

ショップは切り離して、別列にすれば効率よく人がはけそう。

だが、最高270分待ちの、公式サイト情報にもかかわらずの混雑。

結局、1時間も閉館時間を延長して展示は終わった。ショップはまだ…

私には、辛抱と忍耐力を鍛えた一日であった。しかし

コアなファンにはたまらない展示だったにちがいない。

 

 

 

 

 

 

 

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